栄養・食

身体に良いお茶はどれだ!?山本義徳氏が効果や摂取法についても解説!

種類が豊富で手軽に買うことのできるお茶。飲む機会も多いし…どうせならお茶の効果についても知っておきたいですよね!本記事では、市販のお茶についてお伝えしていきます。

黒烏龍茶について

焼肉等を食べに行くと必ずといっていいほど黒烏龍茶はメニューにあるはず。

効果

・脂肪吸収をゆっくりにしてくれる

・血糖値が一気に上がるのを防いでくれる

・脂肪の働きを少し下げてくれる

黒烏龍茶の作用としては炭水化物等の脂肪吸収をゆっくりにしてくれる。もちろん吸収をゼロにするというわけではない。あくまでもゆっくりにするだけなので、飲んだからといって体脂肪が増えないというわけではない。

また、血糖値が一気に上がるのを防いでくれる作用も期待できる。例えば、糖尿病の人やインスリンの働きが少し悪い人が糖質をたくさん食べたい際にはとても有効となる。

なので糖質を沢山摂取したい際や、糖尿病が少し気になっている人には是非黒烏龍茶は飲んでいただきたい。

さらに言うと、脂肪の働きを少し下げてくれる作用もある。体脂肪が合成される働きを黒烏龍茶が少し抑えてくれる。脂分を多く摂るような場合は黒烏龍茶を飲むことにより、それなりの効果は期待出来る。

ただし…

どれぐらい飲めば良いかというような研究はあまりされていないため、あくまでも気休め程度として考えるといい。

飲まないよりも飲んだ方が良い、といった感じで考えておくといいでしょう。

ヘルシア緑茶について

ヘルシア緑茶とは、緑茶カテキンが多いもののことを指す。しかし実際は、普通の緑茶にもかなり
カテキンは含まれている。

普通の緑茶で代用できる!?

なので、多めの緑茶を2杯〜4杯ほど飲むとヘルシア緑茶を飲まなくても同等の量の緑茶カテキンを摂取することができる。

大体、ヘルシア緑茶だと1本あたり550mgくらいのカテキンが入っています。普通の緑茶100mlあたりに100mg弱のカテキン含まれるため500~600mgの緑茶カテキンは普通の緑茶を多めに飲むだけでも簡単に摂ることができます。

カテキンの注意点は?

カナダの保健省から、カテキンを摂り過ぎてしまうと肝臓に問題が起こる可能性があると発表されているため緑茶の飲み過ぎには少し注意が必要である。

特茶について

特茶というお茶には、昔ビタミンPと呼ばれていた”ケルセチン”が入っている。ケルセチン自体非常に身体に良い。

効果

・抗酸化作用

・アレルギーを抑える作用

ケルセチンの効果的な摂り方

普通の和食等と一緒に摂るよりもステーキなどの脂と一緒に摂取することが望ましい。そうすることによって、ケルセチンの吸収を高めることができる。

ケルセチンをサプリメントで摂るのも良いが、抗酸化作用や花粉症を和らげたいという方は特茶をある程度多めに飲むように意識をするとそれなりの効果が期待出来る。

監修者情報

山本義徳

山本 義徳(やまもと よしのり)
静岡県出身の日本のボディビルダー・トレーニング指導者。サプリメントに精通しており、サプリメント博士の異名を持つ。
2019年4月に開設したYouTubeチャンネル『山本義徳 筋トレ大学 - VALX』は登録者数72万人を超える。

一般社団法人 パーソナルトレーナー協会 理事

【主な著書】
・ウェイトトレーニングー実践編ー
・ウェイトトレーニングー理論編ー
・アスリートのための最新栄養学(上)
・アスリートのための最新栄養学 (下) 
・最高の健康 科学的に衰えない体をつくる

【You Tube】
山本義徳先生の知識と経験に基づいたトレーニング方法や、プロテインやサプリメントの情報を科学的根拠(エビデンス)に基づいて、YouTube動画を随時更新しています。

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