今回は麺類の中でも、ダイエットや健康に適したものとバルクアップに適したものを解説いたします。今後の食事の際にぜひ参考にしてみてください。
麺類について
ダイエットにも健康にも良い麺
GI値の低い麺類として代表的なものは蕎麦。蕎麦粉自体が食物繊維を多く含んでおり、吸収がゆっくりでGI値が低くく太りにくい。なので減量中は蕎麦がおすすめ。
また、蕎麦はGI値が低いだけでなくタンパク質も非常に優秀。具体的にはレジスタントプロテインというものがある。デンプンが冷えると、レジスタントスターチというものになり、ゆっくりと吸収されるようになる。
実は、蕎麦に多く含まれているレジスタントプロテインというゆっくりと消化されるタンパク質は最近になって発見された。
レジスタントプロテインにはコレステロールを下げたり、動脈硬化を予防したりといった健康面での効果が多くあることがわかっている。
なので太りにくいというだけでなく、健康への効果という点でも蕎麦は非常に優秀である。
蕎麦は筋肉にもいい?
蕎麦を食べると筋肉が増えやすい、というような研究報告もある。
研究者によると、蕎麦のタンパク質にはアルギニンが多いために筋肉量が増えたのではないかというようなことが言われている。
そばにはルチンという物質も含まれており血管を強くしてくれる効果もある。
バルクアップにオススメな麺
筋肉を増やしたい際はパスタをお勧めする。
パスタにはグルテン、グルタミンがとても多く含まれている。100gあたり大体13-14gくらいのタンパク質が含まれており、グルタミンが多いということもあるので筋肉を増やしたい時、バルクアップしたい時にとても効果的。
あとは、消化吸収が非常に早いうどん。お腹がいっぱいで入らないような時でも、うどんなら流し込むことができると思うのでおすすめできる。
記事監修者 情報
山本 義徳(やまもと よしのり)
静岡県出身の日本のボディビルダー、トレーニング指導者。
メジャーリーガーやJリーガー、総合格闘家など幅広いクライアントを指導している。
2019年4月から投稿を始めたYouTubeチャンネル「VALX 山本義徳 筋トレ大学」を開設。
一般社団法人 パーソナルトレーナー協会 理事
【主な著書】
・ウェイトトレーニングー実践編ー
・ウェイトトレーニングー理論編ー
・アスリートのための最新栄養学(上)(下)
【SNS】
X▶︎https://twitter.com/valx_official
Instagram▶︎https://www.instagram.com/valx_official/
監修者情報
山本 義徳(やまもと よしのり)
1969年静岡生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業後、ボディビルダーとして国内外の大会で活躍。世界2冠を獲得する等、数多くの優勝経験を持つ。その後、アスレティックトレーナーとしてメジャーリーガーやJリーガー、総合格闘家等幅広いクライアントへトレーニングおよび栄養指導を行う。2019年4月にトレーニングのノウハウや食事、ダイエットに関する情報を発信する『VALX 山本義徳 筋トレ大学』を開設し、登録者数72万人を突破。2024年8月には、更に深い知識やより細かいメカニズムを徹底解説した動画コンテンツ『筋トレ大学PRO』を新たに開設し、より上級者に向けたトレーニングや健康に関する情報を発信している。
【主な著書】
・ウェイトトレーニングー実践編ー
・ウェイトトレーニングー理論編ー
・アスリートのための最新栄養学(上)
・アスリートのための最新栄養学 (下)
・最高の健康 科学的に衰えない体をつくる
【You Tube】
山本義徳先生の知識と経験に基づいたトレーニング方法や、プロテインやサプリメントの情報を科学的根拠(エビデンス)に基づいて、YouTube動画を随時更新しています。
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