筋トレをしていても、なかなか効果を実感できない人もいると思います。
トレーニングをしても、筋肉が大きくなりにくい人のことをハードゲイナーと呼びます。
ハードゲイナーの人は、日常生活でなにに気をつければ、筋肉を大きくできるのかご存知でしょうか?
そこで今回は、筋肉がつきにくいハードゲイナーの人が、日常生活やトレーニング中に注意していかに筋肉をつけていくかについて説明します。
筋肉がつきにくいハードゲイナーとは
筋肉がつきにくいハードゲイナーの人は、日常生活で無駄にエネルギーを使ってしまい、筋肉に栄養を持っていくことができていません。
そのためハードゲイナーの人にとって一番大事なことは、いかに筋肉に栄養を持っていくかです。
ハードゲイナーとは本来「食べている割に筋肉がつきにくい体質」のことを指すボディビル業界の用語です。
痩せ型のハードゲイナーの人の日常生活はかなり活動的です。 逆に筋肉がつきやすい、あるいはちょっと太りやすい人の日常生活は、あまり活動的ではなく、だらんとしてあまり動かないことが多いです。
そのため、ハードゲイナーの人が筋肉を増やすためのポイントとして、日常生活でいかに動かないでいるかが重要になります。 余計なカロリーを使わずに、筋肉に栄養が使われるようにするためです。
例えば、階段を登るのではなく、できるだけエスカレーターやエレベーターを使う、時間がある時はできるだけ横になるなど、余計なカロリー消費を抑えることが大切です。
トレーニングでの注意点
トレーニングはできるだけ、消費カロリーを抑えるようにしましょう。 できるだけ、少なめのセット数で集中してトレーニングを行い、休む時間を増やすようにしてください。
いかにカロリーを消費しないで、十分に筋肉に刺激を与えるかが大切です。
カロリーをしっかり摂取する
ちゃんと食べていないと、どんなに消費カロリーを抑えても意味がありません。
逆にビッグマックなどは簡単に太れそうな気がしますが、一回食べるとお腹に溜まり、他の必要な食事が食べられないことがあるため、消化の良いものを頻繁に食べましょう。
消化の良いリゾットやうどんなどを多めに食べることで、次の食事も取ることができます。
そうすれば、カロリーを多めに取ることができるため、ハードゲイナーの人でも、うまく筋肉を大きくすることができます。
ほかにもミキサーにプロテイン・バナナ・果物・アイスクリーム・蜂蜜などを入れることで、カロリーとタンパク質の多いシェイクができます。
液体だと消化しやすいため、簡単にカロリーを取ることができ、胃腸への負担も少なくなります。
ハードゲイナーの人はこのマッスルシェイクもぜひ試してみてください。
まとめ
ハードゲイナーの人は、筋肉に栄養がいくように静かにして過ごす生活を心がけてみてください。
消費カロリーを減らして、効率的なバルクアップを目指しましょう。
- 日常生活で無駄にエネルギーを使わないように注意する
- トレーニングは少ないセット数で行い、休憩をとる
- リゾットやうどんなどの消化の良いものを食べて、カロリーをしっかり摂る
監修者情報
山本 義徳(やまもと よしのり)
1969年静岡生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業後、ボディビルダーとして国内外の大会で活躍。世界2冠を獲得する等、数多くの優勝経験を持つ。その後、アスレティックトレーナーとしてメジャーリーガーやJリーガー、総合格闘家等幅広いクライアントへトレーニングおよび栄養指導を行う。2019年4月にトレーニングのノウハウや食事、ダイエットに関する情報を発信する『VALX 山本義徳 筋トレ大学』を開設し、登録者数72万人を突破。2024年8月には、更に深い知識やより細かいメカニズムを徹底解説した動画コンテンツ『筋トレ大学PRO』を新たに開設し、より上級者に向けたトレーニングや健康に関する情報を発信している。
【主な著書】
・ウェイトトレーニングー実践編ー
・ウェイトトレーニングー理論編ー
・アスリートのための最新栄養学(上)
・アスリートのための最新栄養学 (下)
・最高の健康 科学的に衰えない体をつくる
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