One and a Half と呼ばれる1と2分の1法。一回フルに動かしてその次は半分だけ動かすトレーニング法なため、一番いいところで負荷を強めることができます。いつもの筋トレより強い刺激を効率的に筋肉に与えることができるのです。
1と2分の1法について
One and a Half とも呼ばれるトレーニング方法。
Oneというのはフルレンジ、普通に一回フルに動かすということ。Halfというのは半分動かすということです。一回フルに動かしてその次は半分だけ動かす。一回フル、半分ハーフ、このような動きを繰り返すことを1と2分の1法という。
1と2分の1法のメリット
ハーフの際、その半分だけ動かすところで強い刺激を与えることができる。
例:ダンベルフライ
ダンベルフライだと、ボトムから半分までのストレッチした状態では強い負荷がかかる。最後の上げきるところではあまり負荷がかからない。
なので、まずはフルレンジで行い、次にボトムから半分だけ挙げて、再びフルレンジ、その後半分だけ、というような方法で行う。
すると、ストレッチポジションでの負荷を高めるということができる。
例:レッグエクステンション
種目によっては半分のところからトップまでを行う場合ももある。
レッグエクステンションだと膝を伸ばしきるところで強い負荷をかけることができる。まず、フルに伸ばして半分下ろして伸ばして切る、フルに下ろしてフルにあげてから半分下ろして伸ばし切る、というトップ2分の1のやり方。
そこの収縮させる1番美味しいところで負荷を強めることができるわけです。
1と2分の1法を使い分ける
ほとんどのエクササイズは、ストレッチポジションからの半分、あるいはハーフからのトップポジション、収縮ポジションまでのどちらかの負荷が強くなっている。
強い負荷がかけられるところを多めにレップスを行うということで、1と2分の1法は効果があるということになる。普通のフルレンジだけでずっとレップスを繰り返すのもいいが、時々この方法を試してみるといいでしょう。
記事監修者 情報
山本 義徳(やまもと よしのり)
静岡県出身の日本のボディビルダー、トレーニング指導者。
メジャーリーガーやJリーガー、総合格闘家など幅広いクライアントを指導している。
2019年4月から投稿を始めたYouTubeチャンネル「VALX 山本義徳 筋トレ大学」を開設。
一般社団法人 パーソナルトレーナー協会 理事
【主な著書】
・ウェイトトレーニングー実践編ー
・ウェイトトレーニングー理論編ー
・アスリートのための最新栄養学(上)(下)
【SNS】
X▶︎https://twitter.com/valx_official
Instagram▶︎https://www.instagram.com/valx_official/
監修者情報
山本 義徳(やまもと よしのり)
1969年静岡生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業後、ボディビルダーとして国内外の大会で活躍。世界2冠を獲得する等、数多くの優勝経験を持つ。その後、アスレティックトレーナーとしてメジャーリーガーやJリーガー、総合格闘家等幅広いクライアントへトレーニングおよび栄養指導を行う。2019年4月にトレーニングのノウハウや食事、ダイエットに関する情報を発信する『VALX 山本義徳 筋トレ大学』を開設し、登録者数72万人を突破。2024年8月には、更に深い知識やより細かいメカニズムを徹底解説した動画コンテンツ『筋トレ大学PRO』を新たに開設し、より上級者に向けたトレーニングや健康に関する情報を発信している。
【主な著書】
・ウェイトトレーニングー実践編ー
・ウェイトトレーニングー理論編ー
・アスリートのための最新栄養学(上)
・アスリートのための最新栄養学 (下)
・最高の健康 科学的に衰えない体をつくる
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