プロテイン

プロテインは作り置きしてもいい?外出先でもプロテインを飲む方法

外出先やトレーニングルーム、ジムなどでプロテインを摂取したいという人は多いでしょう。自分の好きなタイミングでいつでも飲みたいからと、作り置きしている人もいるかもしれません。

しかし、プロテインは、作り置きするとさまざまな悪影響が発生します。

この記事では、プロテインを作り置きすることで生じるデメリットのほか、安心して飲むことのできるプロテインの扱い方などを紹介します。

VALX ホエイプロテイン

VALX ホエイプロテインは、メジャーリーガーのダルビッシュ有選手や松坂大輔元選手を指導していたこともある”山本義徳”先生が完全プロデュースしたホエイプロテインです。

Amazonのプロテイン新着ランキングで1位を獲得、日本マーケティングリサーチ機構の調査で「トレーナーが推奨するプロテイン」「おいしいと思うプロテイン」「飲み続けたいと思うプロテイン」の部門で3冠を達成するなど、多くのユーザーにご愛用いただいております。

チョコレートバナナなどの定番はもちろん、ベリーカフェオレレモネード抹茶など、非常に多くのフレーバーを取り揃えていますので、毎日飲んでも飽きることなく飲み続けることができます。

1食あたり100円なので、自動販売機で飲み物を買う感覚で飲むことができるコスパのいいプロテインです。

プロテインの作り置きがNGな理由

多くの人が利用する、粉末状の溶かして飲むタイプのプロテインは、作ってから長時間放置してはいけません。飲む直前に必ず1回で飲みきれる量を作りましょう。もし飲みきれずに残った場合は、処分するようにしましょう。

なぜプロテインを作り置きしてはいけないのか、具体的に解説します。

雑菌や微生物が繁殖しやすい

理由の1つは、菌や微生物の繁殖です。多くの菌は水分と栄養を好み、30~40度の温度で急速に繁殖します。

プロテインにはたんぱく質、糖質などの栄養素が豊富に含まれています。加えて、粉末タイプのプロテインを水に溶かした状態で、常温で保存すると、菌が繁殖する絶好の環境となるのです。

雑菌が繁殖したプロテインを飲めば、当然食中毒など健康上の不調を引き起こす危険があります。特に、湿度の高い梅雨や、夏場は菌の繁殖がより活発になるため、十分に気をつけましょう。

プロテインの栄養価が下がる

プロテインは作ってから時間が経過すると、たんぱく質が変質し、グルタミン酸が損なわれます。
せっかくプロテインを飲んでも、栄養価が下がってしまっていては、効率的なたんぱく質の摂取ができなくなってしまいます。

プロテインの効果をしっかりと得るためにも、飲む直前に作るようにしましょう。

酸化して風味が落ちる

プロテインを作り置きすると、酸化が起こり、鮮度が低下します。同時に、味が劣化することも考えられます。

最近では、飲みやすいさまざまなフレーバーのプロテインが登場しています。風味を損ねずにおいしく飲むためにも、プロテインは作り置きしないことが大切です。

外出先でもプロテインを飲みたい!水筒に入れても大丈夫?

あらかじめ作っておいたプロテインを持ち運びするのは、オススメできません。では、ジムなど外出先でプロテインを飲みたい場合にはどうすれば良いのでしょうか。具体的な例とともに、見ていきましょう。

トレーニング後にすぐ飲みたい場合はトレーニング前に作ってOK

プロテインは、基本的に飲む直前に作るものです。しかし、トレーニングの直後、すぐにでもプロテインを飲みたいという場合には、トレーニング前に作ってもOKです。雑菌が繁殖しないよう温度に気をつけて、トレーニング中の2時間程度の保管であれば問題ありません。

また、衛生面に気をつけて作り、冷蔵庫で保管するなら、半日~1日の作り置きも可能です。ただし、味の劣化は抑えられないので、できる限り飲む直前に作りたいところです。

プロテインを水筒に入れて持ち歩くのは避けよう

ジムでのトレーニング中やトレーニング後に飲めるように、プロテインを水筒に入れて持ち歩くのもオススメできません。前述のとおり、プロテインは長時間の保存には向いておらず、時間の経過とともに品質や風味が落ちてしまいます。特に夏場は保温性の高い魔法瓶などでも温度が上がってしまう事もあるため、避けたほうが良いでしょう。

外出先でプロテインを飲むなら粉を持ち歩こう

どうしても外出先でプロテインを飲みたい場合は、粉末と水分を別々に持ち歩くのがオススメです。シェイカーや水筒、ジップロックなどに分けて1回分の分量を入れておき、飲むタイミングで混ぜるようにしましょう。

外出先で水分を確保できるのであれば、粉とシェイカーだけを持ち歩けばOKです。水分に溶かさない状態で持ち歩けば、外出先でも安心してプロテインを摂取できます。

プロテインバーや市販のプロテインドリンクも活用しよう

外出先でプロテインを摂取したいときには、粉末タイプ以外のものを活用するのもオススメです。例えば、プロテインバーは持ち歩きも簡単で、おやつとしても食べられます。市販のプロテインドリンクなら、衛生面の心配がなく、作る手間も省けて、水分補給として手軽に摂取可能です。

いずれもドラッグストアやコンビニエンスストアで売られており、入手しやすいのもうれしいポイントです。

まとめ

プロテインは作り置きせずに、飲む直前に作るようにしましょう。プロテインは、作ってから長時間経つと、風味や栄養価が落ちるだけでなく、菌が増殖し食中毒を引き起こすリスクもあります。

外出先でプロテインが必要ならば、水分に溶かさず粉末の状態で持ち歩き、飲む直前に作るか、プロテインバーや市販のプロテインドリンクを購入するなど、摂取方法を工夫しましょう。

監修者情報

山本義徳

山本 義徳(やまもと よしのり)
静岡県出身の日本のボディビルダー・トレーニング指導者。プロ野球選手のダルビッシュ有や松坂大輔などをはじめ、多くのクライアントを指導している。サプリメントにも精通しており、サプリメント博士の異名を持つ。
2019年4月に開設したYouTubeチャンネル『山本義徳 筋トレ大学』は登録者数69万人を超える。

一般社団法人 パーソナルトレーナー協会 理事

【主な著書】
・ウェイトトレーニングー実践編ー
・ウェイトトレーニングー理論編ー
・アスリートのための最新栄養学(上)
・アスリートのための最新栄養学 (下) 
・最高の健康 科学的に衰えない体をつくる

【You Tube】
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