毎日トレーニングをしていると体調が良いときも、悪いときもあると思います。
体調によってトレーニング内容を変えていると、ついつい甘いトレーニングになってしまい、記録や筋肉の大きさが一年前と変わらないということが起きやすくなります。
そこで今回は常に成長し、記録を伸ばし続けるために、山本義徳先生がトレーニング時に必ずやっていた習慣を紹介します。
トレーニングジムで欠かさずやっていたこと
山本義徳先生はトレーニングの記録をつけることを毎回欠かさずやっていたのだそうです。
現役時代の山本先生は必ずノートを持って、トレーニングの記録をつけていました。
具体的には、ベンチプレスの重さと回数や、インクラインダンベルフライの重さと回数を記録していたそうです。
トレーニング内容・重さ・回数を記録し続けることで、前回のトレーニングより1回多く上げたり、2.5㎏増やした重さでトレーニングをすることが可能になります
前回の記録を確認して、プラスαのトレーニングを積み重ねることで、記録も少しずつ伸ばすことができるのです。
仮に6種目全ての記録を伸ばすことができなくても、3種目は記録を伸ばし、残り3種目は記録を維持するというように、前回の記録に注意しながらトレーニングを行えるのです。
トレーニングノートに毎回記録を残すことで、前回よりも記録が落ちないように意識でき、常に具体的なトレーニング目標をイメージできます。
ノートとスマホアプリ
現在はスマホアプリに記録することも可能です。
スマホアプリとノートのどちらに記録する場合でも、毎回トレーニングの記録をつけることが大切です。
そして前回の記録よりもプラスαになるように、トレーニングをしてください。
例えば、1か月かけて2.5㎏ずつ記録を伸ばすことができれば、1年間で30kg記録を伸ばすことができます。
少しだとしても、必ず前回の記録を更新するイメージを持つことで、実際の記録も伸びてきます。
トレーニングの記録がいい加減な場合、前回のトレーニングで何をしたかあやふやになってしまい、その日のトレーニング内容が前回よりもいいのか悪いのか、比較することができません。
さらに体調が良い日や悪い日もあるため、甘いトレーニングになりやすく、結果的に、一年前と記録が全く変わらないということが起きてしまうのです。
そうならないためにも、必ずトレーニングを記録して、次のトレーニングに活かせるように心がけましょう。
まとめ
山本義徳先生は、現役時代にはトレーニングの記録を毎回必ずつけていたそうです。
そして前回のトレーニングにプラスαすることで、記録を伸ばすことに成功したのだそうです。
記録を伸ばしたい人は、トレーニングの記録を毎回必ずつけるようにしてください。
- 山本義徳先生は現役時代、トレーニングの記録は毎回必ずつけていた
- 前回の記録を確認して、プラスαのトレーニングを心がける
- 記録を伸ばせない場合でも、前回の記録を維持する
- トレーニングの記録がいい加減だと、甘いトレーニングになりやすく、結果的に記録が伸びなくなる
監修者情報
山本 義徳(やまもと よしのり)
1969年静岡生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業後、ボディビルダーとして国内外の大会で活躍。世界2冠を獲得する等、数多くの優勝経験を持つ。その後、アスレティックトレーナーとしてメジャーリーガーやJリーガー、総合格闘家等幅広いクライアントへトレーニングおよび栄養指導を行う。2019年4月にトレーニングのノウハウや食事、ダイエットに関する情報を発信する『VALX 山本義徳 筋トレ大学』を開設し、登録者数72万人を突破。2024年8月には、更に深い知識やより細かいメカニズムを徹底解説した動画コンテンツ『筋トレ大学PRO』を新たに開設し、より上級者に向けたトレーニングや健康に関する情報を発信している。
【主な著書】
・ウェイトトレーニングー実践編ー
・ウェイトトレーニングー理論編ー
・アスリートのための最新栄養学(上)
・アスリートのための最新栄養学 (下)
・最高の健康 科学的に衰えない体をつくる
【You Tube】
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