プロテイン

プロテイン=まずいはもう古い?おいしい飲み方&アレンジ方法を山本義徳が解説

「プロテイン=まずい」というイメージがある人はいないでしょうか?確かに以前、プロテインはあまりおいしくないものも多くありましたが、それはもう過去の話です。

現在のプロテインは大きく進化し、おいしく飲めるプロテインも多くあります。飲み方を工夫することで、より飲みやすくすることも可能です。

この記事では、プロテインのおいしい飲み方・プロテインの選び方を解説します。

プロテイン=まずいといわれてきた理由

かつてプロテインが「まずい」といわれてきたのは、大豆が原料のソイプロテインが主流だったことが大きな理由です。

ソイプロテインには特有の粉っぽさ・青臭さがありました。そのため、それを評して「バリウム検査のよう」「良薬口に苦し」などといわれることもあったほどです。

おいしさは度外視し、とにかく「たんぱく質の補給」のため、我慢して飲むものがかつてのプロテインだったといえるでしょう。

しかし、それはもう過去のことです。現在ではプロテインは圧倒的においしくなっています。
その理由は、大豆ではなく、牛乳が原料のホエイプロテインが主流になっているからです。

ホエイプロテインはしっとり感があり、粉っぽさはほとんどありません。味はちょうど赤ちゃんの粉ミルクのようで、青臭さを感じる人はいないでしょう。

ソイプロテインは粉っぽさ・青臭さを打ち消すために、牛乳・ジュースなどで割って飲むのが一般的でした。それに対してホエイプロテインは、基本的には水で割るだけでおいしく飲めるものになっています。ソイプロテインと比較して、水に溶けやすいのも特長です。

ホエイプロテインの栄養成分・選び方については、以下の記事でも詳しく解説しています。

ホエイプロテインに含まれる栄養成分とはホエイプロテインは、牛乳由来のたんぱく質の事を指します。このホエイプロテインにはたんぱく質だけでなく、さまざまな栄養成分が含まれています...

プロテインの味がまずいならおいしい飲み方にトライ!

一昔前のプロテインは、たんぱく質特有の粉っぽさがあり、水に溶けにくく、普通のドリンクのようにおいしく飲めないものが多くありました。

しかし、現在販売されているプロテインは、工夫が凝らされ飲みやすくなっています。粉っぽさも改善されており、シェイカーの中でダマになることもなく、キレイに溶けます。

「プロテイン=まずい」のイメージは、もはや過去のものとなっています。

おいしさの重要性

プロテインは継続的に摂り続けることで効果を発揮します。

毎日飲み続けるためには「これなら長く飲める」と満足できる味のプロテインを探すことが大切です。選ぶ際は、評判・口コミが参考になりますが、自分に合う味かどうかは実際に飲んでみないとわかりません。そこで、まずは小容量のタイプから購入し、味が気に入ったら量を増やしてもいいでしょう。

継続するために自分に合ったプロテインを選ぶことが大切です。

おいしいプロテインの選び方

プロテインを初めて飲む人・まだ飲むことに抵抗がある人は、コンビニ・スーパーなどで購入できるプロテインバー・ドリンクからプロテインを選ぶと良いでしょう。粉末タイプよりも手軽に利用でき、すでに飲みやすく(食べやすく)作られているためです。

慣れて粉末タイプに挑戦するときは、水に溶けやすく、かつ味つきのフレーバータイプを選びます。水に溶けやすいタイプは、プロテイン独特の風味を誤魔化しやすいからです。

フレーバータイプは、商品によってはココア味・いちご味・レモン味など複数の種類があります。プレーンタイプより飲みやすく、いくつかの種類を用意しておけばフレーバーを変えることで飽きがきにくいためオススメです。

よりおいしく飲むためのプロテインアレンジ方法

現在の主なプロテインは水と混ぜるだけでも十分おいしく飲めますが、ほかの飲み物と混ぜたり料理に使ったりすると、よりおいしく飲めます。

牛乳・豆乳などのほかの飲み物と混ぜる

プロテインを溶かす水の代わりにほかの飲み物を使うことで、簡単に味わいを変化させられます。例えば、牛乳・豆乳・アーモンドミルクなどで割ると、ミルクココア・シェイクのようなおやつ感覚で飲めるでしょう。

ほかにも、紅茶・ジュースなどで割る方法もあります。ただし、糖分の入った甘い飲み物を混ぜて飲みすぎるとカロリーオーバーにつながるので、飲みすぎに注意してください。

ヨーグルトと混ぜてスムージー風に

飲み物だけでなく、ヨーグルトに混ぜるのもプロテインをおいしく摂る方法の一つです。ヨーグルトにプロテインパウダーを混ぜ、フルーツなどを加えてみましょう。
これだけでおしゃれなスムージーの完成です。

このアレンジ方法では、ヨーグルト・フルーツをいっしょに摂れるため、ちょっとしたデザート・おやつにもなります。

料理に加える

プロテインは、加熱しても栄養価に影響はありません。味噌汁・スープに加えたり、パンケーキの材料に加えたりとアレンジを楽しめます。料理の調味料によってプロテイン独特の匂い・味が気になる人も、おいしく摂取できるでしょう。

以下で、プロテインを使ったオススメレシピをご紹介します。

パンケーキ

パンケーキはプロテインを使った料理としてオススメの一つです。牛乳が原料のホエイプロテインは、牛乳を使う料理によく合います。

材料は、ホットケーキミックス、プロテインパウダー(ホットケーキミックスの1/5程度)、卵、牛乳。作り方は、ホットケーキミックスにプロテインパウダーを混ぜ、あとは通常どおりパンケーキを作るだけです。

牛乳は、低脂肪乳・豆乳・ヨーグルトなどと変更すれば、より低カロリーにすることもできます。摂取カロリー・味との兼ね合いで選びましょう。材料にバナナなどのフルーツを加えるのもオススメです。

プロテインはさまざまなフレーバーのものもあります。フレーバーを変えることで、パンケーキの味にアクセントをつけることも可能です。

プロテインバー

ドラッグストア・スーパー・コンビニなどでも販売されているプロテインバーは、自分でも比較的簡単に作れます。

味・量・食感を自分の好みに合わせた、オリジナルのプロテインバーを作ってみてはいかがでしょうか。

【材料】
A プロテインパウダー(30g)、グラノーラ(45g)、ミックスナッツ(適量)
B バター(15g)、はちみつ(適量)
C 好みの調味料(塩・シナモン・バニラエッセンスなど)

【作り方】
①材料Aをボウルに入れて混ぜ合わせ、あらかじめ別のボウルで混ぜておいた材料Bを加えて、固くなるまで混ぜ合わせる
②平らな形に成型し、180度に熱したオーブンで焼き上げる
③オーブンから取り出し、粗熱を取ってから冷蔵庫で冷やしたら、食べやすい大きさにカットする

カボチャサラダ

カボチャ・ジャガイモのサラダは、好きな人も多いことでしょう。ただ、どうしても栄養が炭水化物に偏りがちなのが欠点です。

プロテインを加えれば、たんぱく質を補えて栄養バランスが整います。カボチャの加熱は、電子レンジを利用すれば簡単です。

【材料】
カボチャ(150g)
A レーズン(10g)、クリームチーズ(20g)、マヨネーズ(大さじ1)、プロテインパウダー(10g)
塩コショウ(少々)

【作り方】
①カボチャは皮をむいてザク切りにし、耐熱容器に入れて大さじ1の水をふりかけ、ラップをして電子レンジで6分間加熱する
②熱いうちに水気を切り、スプーンなどでよくつぶしたらAを混ぜ込み、塩コショウで味を調える

プロテインをアレンジする際の注意点

以上のようにプロテインは、そのまま飲むだけでなく、飲み物・ヨーグルト・料理に加えるなどさまざまなアレンジによって、よりおいしく摂ることができます。

ここで、プロテインをアレンジする際の注意点を見てみましょう。

カロリーを摂りすぎないようにする

プロテインをアレンジする際にまず気をつけなければいけないのは、カロリーを摂りすぎないようにすることです。

プロテイン自体は低カロリーで、1回分で80kcal程度です。これを水で割れば低カロリーのままですが、例えば牛乳200mlで割った場合は、牛乳200mlのカロリー約137kcalが加わってしまうことになります。

プロテインのアレンジではカロリーを計算し、1日の必要摂取カロリーを超えてしまわないよう十分に注意しましょう。

加熱調理する場合は焦がさないようにする

先に紹介したプロテインバーのレシピを見て、「プロテインは加熱調理に使っても平気なの?」と思った人もいるのではないでしょうか。

プロテインの主成分であるたんぱく質は、加熱によって構造が変わることはあっても、成分自体が失われることはないため、加熱調理しても問題はありません。

ただし、加熱の際に焦がしてしまうと、栄養価が損なわれる場合があります。プロテインを加熱調理する場合は焦がさないよう、火加減・加熱時間を慎重に調整しましょう。

おいしくて飲みやすいプロテインなら山本義徳監修の『VALX』

それではここで、おいしくて飲みやすく、アレンジにもオススメのプロテインをご紹介します。それは、山本義徳先生が監修する『VALX』です。

パーソナルトレーニングが専門の山本義徳先生は、ボディビル界のレジェンドとして抜群の知名度を誇ります。国内・海外の大会での優勝経験も多数。複数のメジャーリーガーをはじめとする多くの著名人のトレーナーを務め、「日本一サプリメントに詳しい筋肉博士」と呼ばれています。

早稲田大学在学中からベンチプレスの大会で頭角を現し、1990年代からボディビルダーとして活躍。著書も多数執筆しています。

山本義徳先生のプロフィールは、以下の記事でも詳しくご紹介しています。

山本義徳のプロフィール・経歴・大会での成績・現在の活動などを紹介ボディービル界のレジェンドで国内、海外の大会では優勝も多数あり、知らぬ者はいないと言われている山本義徳氏の実績や出版著書情報を本記事ではお伝え致します。...

山本義徳先生が監修したプロテインのオススメ商品は、以下の2点です。

楽天ランキング5冠達成『VALX ホエイプロテイン WPI パーフェクト』

楽天ランキングで5冠を達成した『VALX ホエイプロテイン WPI パーフェクト』は、YouTubeの登録者数69万人を超える人気トレーナー山本義徳先生監修のホエイプロテインです。乳糖・乳脂など無駄な成分を取り除き、高いたんぱく質の含有量を実現しています。

味の種類によってたんぱく質含有量は異なりますが、プレーン味はたんぱく質96.4%で、そのほかの味でも90%以上のたんぱく質含有量を誇ります。

味の種類は、プレーン味・チョコレート風味・ストロベリー風味・ライチヨーグルト風味・バナナ風味と種類も豊富なので、気に入ったフレーバーが見つかるはずです。

プレーン味は甘味料不使用でくどさがなく、スッキリした飲み口が特徴。えぐみ・牛乳臭さも抑えているので、プレーン味が不慣れな人でもおいしく飲めます。豆乳などで割ったり、料理に使ったりするのもオススメです。

乳糖をほとんど含んでいないため、牛乳でお腹を下してしまう人でも、一気に大量に飲まないようにすれば安心して継続して飲むことが可能です。

まとめ

プロテインの味は進化しており、今は以前のようにまずいイメージを抱く必要はありません。

もし苦手と感じた人でも、牛乳と混ぜてみる・プロテインバーから始めてみる・お菓子・料理に混ぜて食べてみるなどさまざまな工夫をするとおいしく摂取できます。

プロテインは効率よくボディメイクができる筋肉のサポート係です。飲むだけで良いわけではありませんが、おいしく飲む工夫をして毎日飲み続けられるようになれば、理想のボディに近づけるはずです。

公式ライン

監修者情報

山本義徳

山本 義徳(やまもと よしのり)
1969年静岡生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業後、ボディビルダーとして国内外の大会で活躍。世界2冠を獲得する等、数多くの優勝経験を持つ。その後、アスレティックトレーナーとしてメジャーリーガーやJリーガー、総合格闘家等幅広いクライアントへトレーニングおよび栄養指導を行う。2019年4月にトレーニングのノウハウや食事、ダイエットに関する情報を発信する『VALX 山本義徳 筋トレ大学』を開設し、登録者数72万人を突破。2024年8月には、更に深い知識やより細かいメカニズムを徹底解説した動画コンテンツ『筋トレ大学PRO』を新たに開設し、より上級者に向けたトレーニングや健康に関する情報を発信している。

一般社団法人 パーソナルトレーナー協会 理事

【主な著書】
・ウェイトトレーニングー実践編ー
・ウェイトトレーニングー理論編ー
・アスリートのための最新栄養学(上)
・アスリートのための最新栄養学 (下) 
・最高の健康 科学的に衰えない体をつくる

【You Tube】
山本義徳先生の知識と経験に基づいたトレーニング方法や、プロテインやサプリメントの情報を科学的根拠(エビデンス)に基づいて、YouTube動画を随時更新しています。

【筋トレ大学PRO】
https://shop.valx.jp/shop/information_categories/kintoredaigaku-pro

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